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防災教育を通して人を育てる              「NPO 防災教育研究センター赤鼻塾」

大切な人を守るために
助けられる人から助ける人へ
誰もが笑って暮らせる社会の実現を目指して
(2011年5月設立)

「アウトドア寒冷地防災学」提唱者。


・アウトドア防災から「冬季防災対策」
・自分で考えて行動する避難訓練「ひなんくんれんゲーム」(ギミック避難訓練)
・災害を生き抜く知識と技術「サバイバルサイエンス」
 以上の三つの活動を柱に出前授業とBCPの研修を業務としています。
 価値ある防災教育の出前授業とBCPの研修は赤鼻塾へ

当塾の開発した教材や出前授業で守られる命が一人でもいるなら、その一人のために捧げます。

自分の命とあなたの大切な人を「あなた自身の手で守るために」

「ひなんくんれんゲーム」 2024年5月21日より  リニューアル版発売!

リアルな災害模擬体験によりマンネリ化しない避難訓練がここにある!
防災への意識と技術を高め、助けられる人から、助ける人になる!「ひなんくんれんゲーム」のルールブック絵本です!人の痛みや優しさに気づくことができる道徳をベースにした自分で考えて行動する防災教育アクティビティです。体験型のアクティビティは自転車の乗り方や水泳と同じように体で覚えたことは一生忘れません。内容は、震度7の大地震が発生したと仮定後、ゴールまで避難します。その避難途中に、
・余震が何度も発生する!(これまでの避難訓練には無かった仕掛け)
・ガレキや割れたガラスの破片が散乱(地震発生時の状況を可視化します)
・ケガ人登場!または自分自身がケガ人になってしまう(助け合いを学べます)
「どうしますか!?」自分で考えて行動する疑似避難訓練です。
ワークショップ形式では、主体的に行動して、意見交流(対話的)後に改めて防災に対して自分の考えを持つ(深い学び)ことができます。最終的にアウトプットをして定着を促します。

防災教育教材「ひなんくんれんゲーム」絵本(玄武書房)、2022年6月初版発売/2024年5月改訂版発売! オンデマンド書籍。 ネットからの注文販売です。
ISBN978-4-909566-62-1 C8737 \700E

Amazon税込770円

最新の研究から「北海道の冬季防災対策TKB+w」講座

生涯学習、一般市民対象講座
内容「アウトドア防災の最新の研究から」
・アイスブレイクは「ひなんくんれんゲーム」
・アウトドア寒冷地防災学から学ぶ「暖か着衣」
・冬の自宅避難はこれを備えよう
・冬の避難所のすべて教えます。TKB+Wとは
・避難所が80年前から改善されないのはなぜか?
・ダンボールベッドとコット(キャンプベッド)の「寝心地が良いのはどっち?」
・胆振東部地震災害ボランティア体験と札幌の避難所の体験レポート
・日本人は誰も知らない避難所の世界標準「スフィア基準」をご紹介します
等々、学校では教えてくれなかった防災教育を体験的にお伝えします

脱出型防災訓練エスケープ 防災イベント向けアトラクション

脱出型防災訓練エスケープ
イベント向け
二人一組でパートナーと助け合いながら幾多のギミック(仕掛け)を突破していく脱出(アトラクション)型のリアルな防災訓練です。昭和のお化け屋敷をオマージュして、「ひなんくんれんゲーム」と「ギミック避難訓練」を応用しています。AとBを掛け合わせてCという新たな価値を作り出すシナジー効果により開発しました。机上の空論ではなく実技です。

条件:体育館などの広めの場所や廊下などを経路として使用します。
ギミック(仕掛け):液状化現象ゾーン、煙ゾーン、余震発生、BGM、落下物ゾーン、ガラスの破片、けが人、炎上ゾーン他、標準で10個以上のギミックを設定します。パートナーと協力することで安全なゴールへ辿り着くことができるか。あなたを恐怖と大笑い間違いなしの未体験ゾーンへ誘う。
なお、対象は小学生高学年から大人。人数は5人から100人以上可能です。
日程は日曜日が望ましい。ご依頼は無料で承ります。土曜日、平日はご相談ください。日時によってはご希望に添えないことがあります。


リアル災害模擬体験付き「ギミック避難訓練」   防災出前授業・BCP安全研修承ります

実践的で効果的な防災教育をお考えなら当講座をご指定ください。
「一日防災学校」(2時限枠100分)をはじめ、企業安全研修(90分)、小学校の1時限(45分)の防災教育授業ではギミック(仕掛け)を取り入れることでリアルで緊張感を持てる「ギミック避難訓練」や「ひなんくんれんゲーム」のワークショップなどで防災の意識と技術を高める出前授業を承っています。
北海道江別市在住のため遠方の場合は旅費を補助していただけると助かります。

出前授業の主なテーマ(すべて実技を含みます)
①「ひなんくんれんゲーム」ワークショップ:助け合いの精神と行動を育みます。何のために防災を学ぶのか?防災教育のスタンダードを目指して開発した疑似避難訓練です。
②「サバイバルサイエンス」:防災サイエンス実験ショーと実験または図工の体験学習です。
③「冬の防災対策」:冬の必需品、着衣、自宅避難、冬の避難所の実際と課題について体験型の講演会です。
ギミック避難訓練」:仕掛け(ギミック)を用いた避難訓練。参加者は主体的・能動的に取り組むことができる防災訓練です。ギミックにより災害時を再現した中を避難行動します。
・以上はNPO赤鼻塾による13年以上の研究と実践によるオリジナル講座です。
※当出前授業は、外部講師に丸投げではなく現場の職員さんと授業を「一緒に作っていく」ことをポリシーとしています。いろいろとお手伝いしてください。防災は命を守る取り組みです。子どもたちのために「防災教育」を一生心に残る楽しい時間となるように一緒に作り上げましょう。

日程をお知らせください。土日は確実可能ですが、平日は要相談。
詳しくは「講演依頼・問い合わせ」フォームからメールでご相談ください。

企業社員向けBCP安全講習「危険個所洗い出し研修」 チームビルディングと企業への帰属意識を高める

「大地震発生時に社内で危険な場所はどこだと思いますか?。ボイラー室でも厨房でもありません。」学校教職員・企業社員「BCP安全講習」に向けた防災教育研修プログラムです。
90分or120分の1回、180分(半日)、もしくは120分×2回(一日講習)と3コースございます。ながれは「ギミック避難訓練(ひなんくんれんゲーム)」のあとに「巡見」をして危険なものを洗い出してグループワークで話し合い、確認したことをマップに落とし込みます。消火器の場所は?地震の揺れにより落ちたり、倒れたり、割れたりするものは?同時に安全を確保する(避難)行動も確認します。校内・社内の改善できるところは改善案として、すぐにできないところは職員間で危険個所を情報共有することで日常的な安全と防災や減災に対する意識を高めることができます。安全意識を高める安全点検表のヒントも。また、「ひなんくんれんゲーム」のギミックの一つである吊り橋効果の「助け合い」により社員間の結束力と会社への帰属意識を高めることができます(チームビルディングの向上)。BCPを効果的なものとするために、まず社員に対して人命の安全確保の大切さの確認と安全への意識と技術を高めることからはじまります。災害時は何が危険になるかを社員が把握していることが会社の仲間やお客様を守る大前提となります。
本講座は防災に興味が無い方でも興味関心を持てるように楽しく受講でき、興味のある方へは防災の意識と技術をさらに高めることができます。
メニュー【BCP初級コース90分(120分)】、【BCP中級コース180分】、【一日じっくりコース2時間×3回】
①チームビルディングの向上「ギミック避難訓練(ひなんくんれんゲーム)」実技
②危険個所洗い出しワーク(グループワーク)
③社員の安全意識を高める安全点検表
研修内容はご相談に応じます。

「ギミック避難訓練」ギミック(仕掛け)を用いて地震時の危険を可視化する 避難訓練の改善を目指して

「今後主流となる避難訓練」です。地震時の危険なものを可視化するギミック(仕掛け)を取り入れた避難訓練で注意喚起と緊張感、定着を促す。目で見てわかることで、危険予知ができるようになる。
大地震時の危険である「上・よこ・ガラス」を可視化する
・「上」にあるものが床に落ちている→蛍光管や額縁などがが廊下に落ちている。
・「横」にあるものが倒壊している→実際に掃除のロッカーや机などを倒す。生徒玄関のげた箱を斜めに倒す(工夫して安全に倒す)。
・「ガラス」が割れる→窓ガラスの破片が散乱している。
※ギミック(仕掛け)はビニールや紙、ダンボール、ポリエチレンなどの柔らかい素材を使用した工作物です。
・さらに、訓練中に「余震」が発生することにより生徒も教師も緊張感を持って訓練に参加することができる。この余震発生のギミックは抜き打ちで実施する避難訓練と同等の効果が期待できます。同等の効果とはいつ地震が発生するかわからない緊張感やどこにいても適切な避難行動をとる必要があることで、机のない場所でも自分で判断して安全行動がとれるようになります。それは児童生徒だけでなく、教員にとっても緊張感を持てる避難訓練になります。
なにより、危険なものを可視化して「体験」することによって記憶に残り、実際の災害時には危険予知をしながら避難行動をとることができるようになります。
2023年3月 北海道釧路短期大学、標津町認定こども園他で実施済

トナカイ先生の「防災サイエンスショー」&おもしろ実験体験ワークショップ

防災にかかわる科学の楽しさと驚きをもっと気軽に提供します。
一つの実演パフォーマンスショーの時間は15分~30分程。体験ワークショップ講座は人数により30分~変動します。

「防災は地球に暮らす人間の科学(知恵)だ」アカデミックな学術知識をもとに、防災に係る科学(知恵)の楽しさや驚きを提供します。大道芸人のような「おもしろ実験パフォーマンス」を気軽にお楽しみください。あなたの街へ伺うかも。

令和5年12月より、パフォーマンスの日時や場所、演目などの情報は赤鼻塾ホームページ、HPブログをチェックしてください。

防災のトナカイ先生の「サバイバル・サイエンス」  災害時に備えて学ぼう! こども防災サイエンス教室

サバイバルサイエンスとは、ライフラインの停止した災害時を生き抜くための知識と技術を学ぶ防災教育プログラムのことです。

ねらい:「子ども時代の原体験は素敵な未来を創造する礎になる」。
・必要な教材はすべて赤鼻塾で用意します。令和5年度の出前授業はすべて土日祝でお願いします。詳細はお問い合わせください。
講座の内容は赤鼻塾の12年に及ぶ研究と実践による活動からノウハウを得た科学的根拠をエビデンスとしたオリジナルの講座となっています。
防災は地球に暮らす人間の科学(知恵)だ

今後のサイエンス系出前授業(2023年度)
(1)10月29日(日)11:00~11:30北網圏文化センター「サイエンスラボ」サイエンスラボ | 北網圏北見文化センター (hokumouken.com) 終了しました
・「空気で遊ぼう」①空気砲の実験ショー、②ペットボトルでミニ空気砲を作ろう
(2)11月18日(土)9:30~11:30元気クラブ「サバイバルサイエンス」  (中標津文化会館しるべっと)①にごり水をろ過して飲料水にする実験、②停電の夜を楽しむプラネタリウム作り中標津町総合文化会館【しるべっと】 (zncs.or.jp) 終了しました
(3)11月23日(木)13:00~14:20 北網圏北見文化センター「ケミカル(化学)フェスティバル」テーマ「トマト電池で明かりを灯す実験」果物や野菜から電気が発生する!?サイエンスラボ | 北網圏北見文化センター (hokumouken.com) 終了しました
(4)令和6年(2024)1月7日(日)釧路市遊学館「ジオフェスティバル」テーマ「大地震の危険を見える化する”ひなんくんれんゲーム”」防災は地球に暮らす人間の科学(知恵)です。地震時の危険「上よこガラス」と助け合いを体験する感じる疑似避難訓練を実施します。釧路市こども遊学館 (kodomoyugakukan.jp) 
終了しました
(5)令和6年2月23日(金)13:00~15:00北網圏北見文化センター「サイエンスラボ・リクエスト祭」演目「プラネタリウム作り」停電の夜を楽しむ自分だけの小さなプラネタリウムを作ろう!終了しました

「避難訓練学習プログラム」避難訓練の実施計画を変更せずに生徒が主体的に取り組める

【楽しく主体的な避難訓練を実現】なぜ学習者(生徒)は避難訓練に対して「やらされ感」や「つまらなさ」を感じてしまうのか。「やらされ感」と対極にある「やることのある」避難訓練を考案しました。参加者が主体的に取り組めるためには一人一人が能動的に避難行動をとる必要がある。学校で学んだことが学校以外においても汎化できるものであるべきである。能動的な避難訓練は学校だけでなく家庭やどこにいても役立つ意義ある活動に変える教育プログラムです。事前学習では生徒が避難訓練時の行動規範となる動画を作成する(5分以内)。全生徒が視聴する。訓練当日、振り返りとまとめとなるようにを開発しました。活動に対して興味関心を持ち意識が変わることで行動に変容が生まれます。
既存の避難訓練の目的や趣旨は変えられないのなら、参加する参加者の心構えや避難の方法と配慮すべきポイントを伝えることで主体的に取り組むことができるようになる。生徒(参加者)にとって、たった数分で、これまでの「つまらない」く「やらされ感」たっぷりの既存の避難訓練を意義ある活動に変えてしまいます。動画の作成により、地震発生時にはどのような避難行動を取ればよいか、それ以前に避難訓練の目的や意義がわかるようになります。
※火災避難時の「おはしもち」のように、「〇〇しない」ではなく、この学習は「〇〇する(やる)」です。自らアクションを起こすことで、「〇〇することができた!」と達成感や成功体験につながります。教師は生徒の行動が目に見えるので評価もしやすくなります。

「避難訓練学習プログラム」は、「①事前学習3コマ(動画作成)→②避難訓練当日(課題がある)→③ふりかえり」のながれになります。
2021年5月北海道の特別支援学校で実施済

アウトドア・レジャーを北海道の冬季防災に活かす!

「自宅付近避難」(防災冬キャンプ)赤鼻塾が啓発するアウトドア寒冷地防災学

自宅付近避難とは?(赤鼻塾が考える自助・共助としてのアウトドア寒冷地防災学より)
災害時に必要なことって、ほぼキャンプで学ぶことができる。
右の画像は北海道新聞夕刊平成29年2月15日付から

※大規模災害時の避難先として考えられる場所は・・・

避難所:主に学校の体育館。家屋の崩壊、津波による家屋の水没、火災等で自宅にとどまることができない場合。重い荷物を持ち、自宅から遠い場合がある。定員が有り入所できない場合がある。
在宅避難:主に停電時等。ライフラインの停止のみで自宅から離れなくてもよい場合。この場合は、人数分の水や備蓄食があることが前提となる。
・自宅付近避難:自宅にとどまることはできないが、避難所に行けない、行かない、または、入れなかった場合。自宅付近の公園や空き地にテント等を張りキャンプで数日間を乗り切る方法です。この方法は、1月の阪神・淡路大震災の神戸市、3月の東日本大震災の仙台市で冬季にも拘らず多数みられました。そして平成28年4月の熊本地震では大規模なテント村が開設されました。

「なぜ、避難所に行かずに、自宅付近避難なのか?」
・家を空けたくない→家の近くにいることで、火事場泥棒から家を守ることができる。家族の集合場所として、はぐれた家族と連絡を取りたい。ペットと一緒に居られる。
・冬季は避難所へ行っても暖房がない、プライバシーが無い等、ストレスを感じることから。
・自家用車で就眠するとエコノミークラス症候群となり、体調を崩しやすい。

以上のことから避難先として自宅付近にとどまることのできる避難先の選択肢としてキャンプがある。しかし、日ごろアウトドアやキャンプから離れている人たちにとっては急にできるものではない。知識と装備も必要となってきます。そこで、赤鼻塾では防災訓練・防災対策として、特に冬季は「防災冬キャンプ」の実践を推奨啓発しています。

※「アウトドア寒冷地防災学」とは赤鼻塾が考案した名称で、アウトドアの技術を応用して冬季の防災に生かす学問領域です。特に北海道という寒冷地の特性に配慮した防災対策を研究するものです。
寒冷地の自助・共助に特化した防災対策は、いまだ不十分であり早急な対策が必要となっています。
※決して、避難所へ行くことを否定しているわけではありません。「自宅付近避難」は、あくまで選択肢のひとつであり、何より市民の防災への意識を日常的に高め、自助、共助として自分たちのことは自分たちで考え行動し問題解決をしていこうというものです。私たち市民は、ただ上から与えられるのを待っているだけの「弱者ではない」はずです。その意味で自宅付近避難(防災冬キャンプ)は積極的防災と言うことができます。私たちは冬季の大規模災害に負けない強い市民になりましょう!

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